エクステリア

外構工事(エクステリア)発注前に押さえるべきポイント

新築を購入したとき、あるいはお庭をリフォームするタイミングで外構工事(エクステリア)を行います。
エクステリアを整備することで、お庭でバーベキューやガーデニング、車の整備などを家にいながら楽しむことができるようになります。
このとき、多くの方は値段や見栄えばかりを気にしてしまい、機能性まで考慮せずにお庭の工事を行ってしまい、機能性(使い勝手)を最優先してプランニングしなければ、たとえおしゃれな庭を造ったとしてもストレスがたまりやすくなってしまいます。
また、同じ値段・工事内容にて外構工事を行ったとしても、施工する外構専門業者(エクステリア業者)によって品質が変わってしまいます。
そこでこのページでは、エクステリア工事を行う前に必ず学ぶべき5つのことをそれぞれの項目に分けて説明していきます。これを理解せずに、庭づくりを依頼する会社を適当に選んでしまうと手抜き工事をされたり工事費用が割高になったりするリスクがあるため、必ず目を通しておきましょう。

外構工事の種類

外構工事
単にエクステリア工事といっても、その種類は大きく分けて3つに分類することができます。それは、「オープン外構」と「クローズド外構」、「セミクローズド外構」です。
これらはそれぞれ特徴があるため、住宅の様式や防犯性などを見極めながらあなたの家にあったものを採用する必要があります。

クローズド外構

クローズド外構とは、建物の周りを塀やフェンスなどで囲い、入り口には門扉などを設置して完全に敷地の内外を分けるエクステリアのことを指します。閉じるような見た目から、クローズド外構と呼ばれています。

オープン外構

現在建築されるほとんどの住宅が洋風であることからわかるように、エクステリアも海外の文化を取り入れて日々変化し続けています。
その代表として、「オープン外構」と呼ばれる様式の庭があります。
オープン外構とは、クローズ外構とは対照的に庭を閉じないで開くエクステリアのことです。要するに、フェンスや門扉で建物を囲わない外構のことを指します。

セミクローズド外構

セミクローズド外構とは、クローズドとオープンの中間であり、両者のいいとこどりをしたエクステリアであるといえます。
一般的には、ブロック塀やフェンスなどで敷地を囲うものの、駐車場やアプローチなどにゲートを付けずに開放的にします。

外構工事を行っている5つの会社とその特徴

外構工事
エクステリア工事を発注する会社を探したとき、多くの方はハウスメーカーやホームセンターに依頼します。
どちらも莫大な広告費を投じているため、「庭づくりをしよう」と考えたときに一番最初に思いつくからです。

ただ、どちらの会社も外構工事の専門家ではありません。実際は、仕事を受注する窓口であり、施工や管理は下請け業者に全て丸投げして中間マージン(手数料)を抜いているだけです。
また、その道のプロではないため、情熱があるわけではなく、売ることのみにフォーカスしています。仕事を受注することだけを考えているため、品質は二の次です。
その結果、下請け業者へ支払われる実際の工事費用は少なくなり、赤字になるかどうかの金額しか支払われません。
しかし、工事を請け負う会社は赤字を回避するために、粗悪な材料を使ったり手抜き工事をしたりして利益を上げようとします。これが、建設業界の悪い習慣です。

このようなリスクを避けるためには、エクステリア工事を依頼する業者選びを慎重に行う必要があります。そこで、外構工事を請け負っている主な会社を5つ紹介します。この中で、あなたが「ここに頼みたい」と思える場所に庭づくりを発注するようにしましょう。

ハウスメーカー

ハウスメーカーで家を建て、その流れで外構工事も依頼する人は多いです。
ただ、新築を建てたほとんどの方は建物に予算をかけすぎてしまい、エクステリア工事に回す費用がなくなってしまいます。
その結果、外構にお金をかけることができず、みすぼらしい外観になってしまいます。
建物だけではなく、庭もしっかりと工事をしたい場合、最低でも家の金額の10分の1程度の費用をかけるようにしましょう。

ホームセンター

ホームセンターに行けば、普段の生活に役立つ製品をほとんど揃えることができます。
さらに現在では、商品を販売するだけではなく、外構工事も請け負っています。
これは、ホームセンターの圧倒的な集客力がある中で、品物を買うのと同時にその取り付けを行ったことから広まったといわれています。

土木業者

街中で工事をしている業者に目を向けると、「〇〇土木」といったように、会社名に土木という文字が入っている業者がいることに気づきます。
実は、建設業界は「建築(主に建物)」と「土木(トンネルや橋、道路など)」の2種類に分かれていて、後者の工事を主に請け負っている会社のことを土木業者といいます。
土木業者の場合、小さな工事であっても数千万円以上の仕事が多いです。
大規模な施工を得意としており、、宅地の造成(ぞうせい:使い勝手の悪い土地に手を加えて人間が過ごしやすいようにすること)をして分譲地を作ったり、擁壁(ようへき:コンクリートの壁)を作ったりする工事を常に行っています。

造園業者

「庭を造る」と考えたとき、中には造園業者を思い浮かべる方も多いです。
もちろん、造園屋さんは外構専門業者であるため、庭園を作り上げることができます。
ただ、造園業者は日本庭園を造ったり木を植えたりするような緑をメインとした事業を得意とした会社が多いです。
そのため、造園屋さんにエクステリア工事を依頼する際は、あなたが希望とする外構を手掛けることができるかどうかを事前に確かめておくことをお勧めします。
なお、造園工事の特徴について、「和を意識した外構工事:植栽や自然石、水の調和を取り入れる」で解説しています。

外構(エクステリア)業者

外構専門業者は、ここまで紹介したエクステリア工事を請け負うことができる会社が行っている仕事を全て施工できる業者のことです。
ただし、どれかに特化しているわけではなく、全てを平均的にこなすことができると理解しておくとよいです。
しかしながら、仕事の発注者が業者のB to Bではなく、エンドユーザー(一般のお客様)を相手にするB to Cが基本です。
そのため、一般住宅の外観に合うエクステリアの提案やアドバイスを得意とします。
ちなみに、エクステリア業者であっても、以下の4種類があることを覚えておくとよいです。

 1.ハウスメーカーやホームセンターの下請け
2.設計のみを行うデザイン会社
3.設計を外注する施工業者
4.自社にて設計・施工を一貫するエクステリア業者

1.ハウスメーカーやホームセンターの下請け
この場合、ハウスメーカーの下請けではあるものの、直接頼むことができれば中間マージンが発生することはありません。そのため、低価格にて工事を依頼することができます。
ただ、普段は既に決まっている設計をもとに施工するため、提案力がありません。また、集客力がないため、宣伝していません。そのため、見つけ出すこと事態が不可能に近いです。

2.設計のみを行うデザイン会社
デザイン会社であれば、圧倒的な提案力を期待することができます。
しかし、自社で職人を抱えているわけではないため、施工は下請け業者が行います。そのため、ハウスメーカーやホームセンターと同じように、手数料が発生してしまいます。

3.設計を外注する施工業者
これは、上にある2で紹介したデザイン会社と提携しているような会社のことです。
下請け業務をこなしながら、自社で集客したお客様に対して、設計をデザイン会社に委託して提案をしてきます。もちろん、そのための費用は発生します。

4.自社にて設計・施工を一貫するエクステリア業者
集客からデザインの提案、施工、管理を一社で行ってくれます。余分な経費がかからないため、低価格な上に質の高い工事を期待することができます。
ただ、中には営業や設計、現場管理が分業になっているパターンがあります。この場合、提案に時間がかかり、プランや見積もりが出来上がるまで待たされることがあります。
とはいっても、問題が発生すれば他人に責任を押し付けることができないため、丁寧な対応を期待できるでしょう。

優良業者の見つけ方

外構工事
最後に、優良業者の見つけ方について紹介します。
ここで優良業者に出会えるかどうかで仕上がりが決まってしまうため、面倒くさがらずに本気で取り組むことをお勧めします。
ただ、単に「優良業者を見つける」といっても、探し出すのは難しいです。どの会社も同じように見えてしまうため、信頼できるかどうか判断できないからです。
実際に、当サイトを利用してくださるお客様は「どの業者に依頼すればよいのか分からない」という悩みを持っている方がほとんどです。
そこで、以下でエクステリア業者を探す方法を紹介します。外構工事を請け負う会社の見つけ方が分かれば、あとはその中にいる優良業者を選別するだけです。
その前に、「安心して外構工事を依頼できる失敗しない外構業者の選び方」を確認しておきましょう。

インターネットから見つける

今では、一般家庭にもインターネットが普及したため、時間や場所を気にせずに調べ事を行うことができるようになりました。
例えば、エクステリア業者のホームページやブログ、使用される製品などの情報を瞬時に検索できます。
ただ、これだけインターネットが普及したにも関わらず、自社サイトを保有している外構専門会社は全体の一割にも遠く及びません。
そのため、「ネットで業者探しをしよう」と考えても、集客に力を入れているところしか見つけることができないのです。

また、ネット上には良いことばかりを書くことができるため、ホームページのみで優良業者かどうかを見極めるのは非常に難しいです。
そこで、良さそうな会社や気になる業者が見つかった場合、お問い合わせをしてみるようにしましょう。
そうすることで、そのエクステリア業者の対応やサービス内容の詳細をさらに詳しく知ることができます。

まとめ

このページで述べてきた通り、優良業者に出会うのは想像以上に難しいです。
信頼のおける会社に確実に出会いたいのであれば、楽をしようと考えることだけは絶対にやめましょう。


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